仏壇のことわかりやすく解説しています。
仏壇 ガイド

仏壇の祀り方

仏具の種類

 お仏具には、ご本尊のお仏像、掛軸、お位牌の礼拝仏具とその他の一般仏具に分けられます。お仏壇はご本尊と位牌を安置し、仏具によって荘厳(しょうごん)して初めて仏壇として機能をはたすことになります。荘厳とは美しく整え飾るという意味です。
 また、お仏具は仏教の六つの教え「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」を表しています。水は「布施」、香は「持戒」と「精進」、飲食は「禅定」、花は「忍辱」、灯明は「智慧」。お仏具は「六波羅蜜」を実践する上で大切な役割を果たします。

 ここでは、一般仏具を中心にご説明します。また宗派によって使用するもの、しないもの、形が違うなどがありますので、参考程度としてください。

数珠(じゅず):念珠とも呼ばれ、多くの珠をつないで輪にしたもので、お葬式や法事、お墓参り、お仏壇の前で合掌する時に手にかける最も身近な仏具です。珠の数はいろいろなものがありますが、基本は百八個になります。由来は人間の煩悩の百八種になぞらえ、数珠の力によって百八種の煩悩を滅ぼす意味があります。形は宗派により異なります。
詳しくは後の章の【数珠について】をご覧下さい。

茶湯器(ちゃとうき):お仏壇にお茶や水を供えるための器。毎朝供えます。浄土真宗系以外の宗派で中段に一対、お飾りします。

常花(じょうか):仏教では、蓮華(蓮の花)を重要視しますが、生花は手に入りにくい為、代用として蓮華をかたどった金蓮華を使用します。金色なのは最高の蓮華という意味をもっています。浄土真宗系以外の宗派のみ中段の両側に一対、お飾りします。

御料具膳(ごりょうぐぜん):お仏壇にお供えするお膳。浄土真宗系以外の宗派のみ使用します。

高杯(たかつき):高月とも書きます。菓子や果物をお供えする器。

仏飯器(ぶっぱんき):仏器(ぶっき)とも呼ぶ。ご飯をお供えする器。焚きたてのご飯を供えます。

仏器膳(ぶっきぜん):仏飯器や茶湯器をのせる横長のお膳です。(お仏壇内が狭い場合使用しません)

香炉(こうろ):線香や抹香を焚くための容器。三本足のものは、内一本の足が手前にくるように置きます。

花立(はなたて):花を飾るための器。花は仏のお慈悲をあらわします。

火立(ひたて):燭台・ローソク立てとも呼ぶ。ローソクを供えるための器。火は仏様の智慧をあらわします。

打敷(うちしき):ご本尊やお位牌を祀るために使用する敷物。

供華(くげ)または御華束(おけそく):餅や菓子をお供えする器。餅の代わりにらくがんを使用してもよい。浄土真宗系のみ使用します。

経机(きょうづくえ):仏壇の前に置いて、香炉や燭台、線香立、リンなどを置く。本来、お経を読むための机。お寺様がこられる時は何もおかないでおく。お仏壇によっては内臓されているものもあります。

吊灯籠(つりとうろう)・置灯籠(おきとうろう):仏様の後面相を照らしたり、お仏壇の中を明るくするための灯り。浄土真宗系では置灯籠は使用しません。

線香差(せんこうさし):お線香をさしておく器。

リン(りん):読経の始まりと終了を知らせるためのお仏具。読経の句読点の役目もある。邪気を祓い清める力もあります。布団の上に乗せて置きます。さらに布団、リンを乗せるための台付きのものもあります。

マッチのカス入れ:線香やローソクを灯したあとのマッチのカスを入れておく容器。

華瓶(けびょう):花立をとくに儀式的にしたもので、青銅や錫、陶器でできています。色花は立てず、常磐木(ときわぎ)の常緑の枝を立てるのが特色です。多くは樒(しきみ)を使います。

ローソク消し:お灯明を消すために使用する道具。

瓔珞(ようらく):仏壇を飾るための装飾品。両側に吊るします。

木魚(もくぎょ):木製で、仏具名は魚の模様を入れたところからきています。読経の時に木魚バチでたたいて鳴らします。

霊供膳(れいぐぜん):仏膳ともいう。精進料理を供えるための食器のセット。親椀(ご飯)、汁椀(味噌汁)、平椀(煮物)、壷椀(胡麻和え)、高皿(漬物)、箸。命日、お盆、お彼岸などに供える。ご本尊と先祖に備える場合は、2膳用意する。

過去帳(かこちょう):亡くなられた方の戒名(法名)、没年月日、俗名、行年(享年)を記入しておくもの。

見台(けんだい):過去帳をのせる台。

■上記の内、「香炉」「花立」「ローソク立」を三具足(みつぐそく)と言い、例えお仏壇がなくとも最低限必要になる仏具です。

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