仏壇のことわかりやすく解説しています。
仏壇 ガイド

仏壇の種類

仏壇の装飾

 最近は違うかもしれませんが、仏壇といえば金仏壇というイメージがありますので、ここでは金仏壇について説明します。彫刻の部分などは金仏壇でも唐木仏壇でも非常に精密な造りになっているところは同じです。金仏壇は、天井と軒のまわりが手の込んだつくりになっています。蒔絵、彫刻、金具などに日本古来の伝統工芸の技法が集約されています。仏壇に金を使うのは、阿弥陀経の中の「西方浄土に楼閣あり、七宝をもって荘厳す」という言葉に由来し、七宝の第一番目が金となっているからです。金は変色、変質することのないこの世で最高のものであることから、お浄土の永遠不変の世界を表しているのです。金箔の多くは質のよい金沢のものを使用しています。

 ご本尊を安置するところを宮殿(くうでん)といい仏殿建築の屋根組みを真似ているといわれます。宮殿には、獅子鼻、鶴、鳳凰、ブドウ唐草、象鼻などの彫刻が施されていて、これらはシルクロードを通ってきた世界各地の文化が集まったものです。仏壇を特徴づける蒔絵は非常に美しいものです。蒔絵とは、漆を塗った上に色つきの粉や金、銀の粉を蒔き付けて描いた絵模様のことです。伝統工芸品では、月や植物、動物、各家の家紋などが描かれていたりします。仏壇でも、植物などは、菊、松、もみじ、蓮、菖蒲、梅、桔梗、牡丹などが、動物では水鳥などが描かれています。。螺鈿(らでん)という貝殻細工もあり、蒔絵に華を添えます。

 仏壇の彫刻も特徴的です。まさに美術工芸品という感じであり、唐草や鳥などの美しい模様が随所に彫られ、まさに職人技です。実際にご覧になられるとわかりますが、その彫刻はとても精密で見ていて飽きません。須弥檀の中央の部分には菊が、宮殿の上の部分には、鶴や雲など空を表すものが彫られています。このように、ご本尊から見て、天と地をイメージしてつくられているのです。金具にも装飾がほどこされており、もちろん補強の役割もありますが、飾りとしても凝ったものとなっています。いろいろなところで使われる錺金具は職人が銅板に繊細な模様を施し、金鍍金(ときん)で仕上げています。だいたい一本の仏壇には300〜800程の金具が使われています。唐草模様が装飾されている金具は、扉、障子、宮殿の柱などに使われ、「箱型金具」といいます。このように仏壇、とくに金仏壇は特に凝った装飾になっているのです。

【お仏壇の各部名称】
お仏壇の各部名称

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